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Home > ブログ > 各弾性ストッキングの特徴、オススメの方、気になる点、費用など徹底解説!

お知らせ

各弾性ストッキングの特徴、オススメの方、気になる点、費用など徹底解説!

弾性ストッキングにはいくつか種類があります。靴下タイプ、パンストタイプ、つま先がないタイプ、巻き付けるタイプと様々です。

メーカーもたくさんありますが、今回は当院が取り扱っている弾性ストッキングをご紹介いたします。(2023年10月時点)

 

【監修医師】宮本 信一

大阪医科大学卒業・京都大学医学博士取得後、国内やドイツでも研鑚を積み、2005年ラジオロジークリニック扇町を開院。血管外来では下肢静脈瘤の診断・治療に尽力。画像診断部門ではMRIやCT、マンモグラフィ等幅広い画像診断を行なっている。

目次

①ひとりでも着脱しやすい巻き付けタイプ圧迫帯『マクブーン』

靴下のように履くタイプではなく、布を巻き付けるタイプの圧迫帯です。

特徴

形状は1枚物の特殊な加工がされた生地です。靴下タイプと比べてカンタンに着脱でき、しっかりと圧迫も出来るのが特徴です。

オススメの方

マクブーンは握力が弱い方(ご高齢の方など)、手足を動かしにくい方にオススメです。

気になる点

マクブーンは1箱1枚の販売の商品です。両足で2箱に購入が必要なため、費用が比較的高額です。

費用

マクブーンは1箱(片足分)8700円(税込)です。

②医療用ストッキングをもっと手軽に、履きやすく『ASHIKA』

靴下の産地である奈良県内の会社が制作した、靴下タイプの弾性ストッキングです。

特徴

ASHIKAは弱圧タイプです。デザイン性に優れ、いかにも弾性ストッキングを着用しているような印象を与えません。また、夏に着用しやすいメッシュタイプがるのも特徴の一つです。

オススメの方

ASHIKAはご高齢の方、廃用性リンパ浮腫の方にオススメです。

気になる点

ASHIKAはサイズ展開が少なめです。(S、M、Lのみ)

費用

ASHIKAは1箱(両足分)2960円(税込)です。

③薄いのにしっかり圧迫、日本人の体型研究に基づいて開発『レックスフィット』

レックスフィットは、医療用品メーカーが制作しています。5本指タイプの靴下もあります。

特徴

フチのゴム部分を改良し、強く締め付けられてその部分が赤くなって痛い、といったトラブルが少ないです。
デザインも多く、パンストは男性用女性用それぞれあり、またつま先が開いているタイプ、5本指タイプなど様々あります。
またサイズ展開も豊富で、S~LLサイズまであります。(種類により異なる)

オススメの方

レックスフィットは、リンパ浮腫の方、握力がある方にオススメです。

気になる点

レックスフィットは色の展開が少なく、ベージュ・黒のみです。

費用

レックスフィットは1箱(両足分)3850円(税込)。※2024年以降、4455円。
5本指タイプ(両足分)3300円(税込)。※2024年以降、3630円。

弾性ストッキングの買替時期、注意点

買替時期

どのタイプにも共通して言えることは、着用を続けると圧が弱まってきます。1年程を目途に買替を検討されることをお勧めします。

注意点

①洗濯時はネットに入れましょう。
 他の洗濯物と絡まって伸びてしまうことを避けるためです。
②弾性ストッキングの購入は基本的に全額自己負担で、医療費補助の対象外です。
 ただしリンパ浮腫治療のための購入は対象になる場合があります。詳しくはご加入の保険者、もしくはお住まいの各自治体へお問合せください。

弾性ストッキング購入を検討されている皆様へ

医療用弾性ストッキングは様々なタイプがあり、どれを選べば良いか悩むかもしれません。「デザインが気に入った」「このメーカーだから安心」など人によって選ぶポイントも様々ですが、自分に合っていなかったり着用法を間違えれば逆効果になる可能性もあります。

当院には「弾性ストッキングコンダクター」の資格を持つスタッフがいます。その方に合うタイプを一緒に選び、履き方もレクチャーいたします。
まずはお気軽に診察へお越しください。
(下肢専用TEL)06-6809-6867

もう一方の画像診断部門ではMRIやCT、マンモグラフィ等の画像診断を行なっております。脳ドックや乳がん検診などのプランや費用は、下記リンクからご覧いただけます。

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