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お知らせ

こむら返りとは?原因と予防法を知ろう

ラジオロジークリニック扇町です。
当院は大阪市北区に位置し、各線梅田駅・大阪駅から徒歩15分の所にあります。
大きく分けて2部門に分かれております。
MRIやCTなどの画像診断を行なう『画像診断部門』と、下肢静脈瘤の診察・治療を行なう『血管外科部門』です。

今回は下肢静脈瘤の症状の一つ、『こむら返り』についてお話いたします。

 

【監修医師】宮本 信一

大阪医科大学卒業・京都大学医学博士取得後、国内やドイツでも研鑚を積み2005年ラジオロジークリニック扇町を開院。血管外来では下肢静脈瘤の診断・治療に尽力。画像診断部門ではMRIやCT、マンモグラフィ等幅広い画像診断を行なっている。

目次

こむら返りとは?

「寝ていて突然こむら返りを起こした」「久しぶりに走っている最中にいきなり足がつった」「筋肉が痙攣して急に痛みが出た」という経験は、ありませんか?

こむら返りとは、足や手などの筋肉が伸縮バランスを崩してしまうことで、異常な収縮を起こし、元に戻らない状態のことです。
「こむら」とはふくらはぎの事で、多くはふくらはぎに起こりますが、足の裏や指、太もも、胸など体のどこにでも発生します。
妊娠中や加齢によっても起こりやすくなります。

なぜこむら返りが起こる?

大脳から発信された信号が脊椎中の神経系を通り、ふくらはぎへと直結する末梢神経へ伝達されて収縮運動を起こすのが、通常のメカニズムです。
その信号がふくらはぎ内の一部の筋肉にしか伝達されず、その筋肉部のみが過度に収縮するという異常な状態の時に、こむら返りが起こります。

こむら返りの原因

こむら返りが起こるのはどんな原因が考えられるか、一例をご紹介します。

急に体を動かす

ランニングやウォーキングで一番負荷がかかるのは、身体を支えている脚の筋肉です。ふくらはぎは日常生活でも負荷がかかっていて、急に体を動かすことで更に負荷をかけることになります。それで疲労しやすくなったり、筋肉がうまく動かせず急に収縮することで痙攣が起こり、足がつります。

水分不足

身体の水分が不足すると血液がドロドロになり、巡りが悪くなります。水分不足の筋肉は硬くなり、痙攣を起こしやすくなるため、足がつりやすくなります。

冷え

夏に比べて冬に足がつりやすいのは、冷えが大きく関係しています。足が冷えると筋肉は緊張します。その状態で急に足を伸ばすと、筋線維の中で収縮の差が生まれ、結果的に足がつります。

熱中症

症状の一つに「熱けいれん」があります。
熱けいれんとは、大量の汗と一緒に電解質が失われ、水分だけ補給して塩分が補給されない事が原因で低ナトリウム血症を起こすことです。これにより、筋肉に激しい痛みが生じ、こむら返り等の症状が表れます。

急な寒暖差

暑いと体温を逃そうと筋肉は緩みます。寒いと体温を逃がさない様にしようと筋肉は縮みます。急な気温差で筋肉の収縮が生じることで、こむら返りが起こります。

ミネラルバランスの乱れと水分代謝

ミネラルは筋肉が働くための重要な役割をしています。ミネラルバランスが乱れると、足の筋肉が硬直しやすくなると考えられます。
カルシウム(Ca)とカリウム(K)は、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウム(Mg)です。マグネシウム不足は腱紡錘(腱の内部にあり収縮をコントロール)の機能低下に影響します。
冷えると水分代謝も悪くなるため、脱水する就寝中に足がつりやすいのもこれが一因です。(詳しくは下部で解説)

栄養不足

ミネラルの他にもビタミン摂取も必要です。特にビタミンE(魚やナッツ類等)、ビタミンB(豚肉、レバー、マグロ等)が疲労回復に有効とされています。

就寝中にこむら返りが起こるのはなぜ?

健康な人ならば、過剰なイオンは尿や汗などから排出され、反応性がちょうど良い範囲内に収まるよう調整されています。
しかし、睡眠時は汗を多くかいており、脱水傾向にあります。さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行も低下しています。夏場に冷房をかけっぱなしで寝るなど足の筋肉が冷え、血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。

ここで関係してくるのが、【ミネラルと水分代謝】です。
『脱水によるミネラルバランスの乱れ⇒冷房による冷えで水分代謝が悪くなる⇒足がつる』ということです。

こむら返りの原因となる疾患は?下肢静脈瘤は関係している?

腰椎椎間板ヘルニア、糖尿病、腎不全、動脈硬化、甲状腺異常などがあります。他にも下肢静脈瘤という症状が挙げられます。
静脈瘤があると、日中における下肢の筋運動の間に、ある種の代謝産物の蓄積など何らかの原因によりこむら返りが発生しやすくなる、と考えられています。
静脈瘤が原因のこむら返りの場合、静脈瘤を治療することにより症状は緩和されます。

こむら返りの予防法、食事

ここでは就寝中に起こるこむら返りの予防法や役立つ食事について、ご紹介します。

予防法①ストレッチ

「足首を上下⇒左右にゆっくり曲げる」これを数回繰り返します。
こむら返りは筋肉疲労が主な原因と言われます。ストレッチで筋肉を優しくほぐしましょう。

予防法②冷え対策

足を冷えから守るため、レッグウォーマーなど着用しましょう。
足がつる原因に血行不良があります。就寝時に足を温める事は予防につながります。

予防法③水分補給

就寝前に常温のスポーツドリンクを飲みましょう。
人は就寝中に約500mlの水分を失っています。寝る前に電解質も補ってくれるスポーツドリンクを飲むと予防に繋がります。
また、常温だと胃腸への負担が少なく補給出来ます。

効果的な食事

筋肉疲労回復に役立つタウリン・ビタミンB1、カリウム(K)を含んだ食材を意識して摂るようにしましょう。
(例)豚肉、牛肉、魚、大豆製品、酢、クコの実、なつめ

最後に

こむら返りの原因は様々ですが、記述した通り静脈瘤が原因の可能性もあります。
もし静脈瘤だった場合、日帰りでレーザー治療も可能です。静脈瘤でなかった場合は予防法などアドバイスいたします。
当院では、静脈瘤かどうか超音波検査で診断いたしますので、お気軽に診察にお越しください。

もう一つの『画像診断部門』

当院は足の診察・治療を行なう『血管外科部門』の他に、『画像診断部門』があります。
MRIやCT、マンモグラフィ等で人間ドック等を実施しています(脳ドック、乳がん検診など)。
画像診断部門について、下記リンクからご覧ください。

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