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むくみが起こる原因と対策について

むくみはさまざまな原因によって引き起こされます。女性にとっては特に悩ましいむくみ。ときには重大な病気に繋がる場合もあるので注意が必要です。本記事では、むくみが起こる原因やその症状を解説するとともに、その対策についても紹介を行っていきます。

目次

「足のむくみ」とは

むくみが起こる原因や対策について解説する前に、そもそも「むくみ」とは何かを知っておきましょう。足のむくみは、皮フの下に不要な水分が溜まる状態のことです。医学用語では浮腫(ふしゅ)と呼ばれています。一度むくんでしまうと、細胞が養分を上手く吸収できなくなり、老廃物の排出も阻害されます。その結果、さらにむくみがひどくなる場合もあり、放置すると慢性化する傾向にあるので注意しなくてはなりません。

むくみが起こる原因を知っておこう

この段落では、むくみを引き起こす主な原因を3つ紹介します。

運動を行う習慣がない

運動が不足すると代謝が落ちます。代謝が落ちると、老廃物や水分が体に残りやすくなるため、むくみやすくなるでしょう。特にふくらはぎは上半身に血流を押し上げるポンプの役目を果たすので、衰えると足のむくみが発生する可能性が高くなります。下肢の筋肉がつくと、むくみにくい体質になります。

仕事などで同じ体勢を取り続けている

デスクワークを長時間行っている人はむくみに注意してください。座りっぱなしは下半身の血流を悪くするので、下肢がむくむリスクがあります。座りっぱなしも体によくないですが、立ちっぱなしも同様です。同じ姿勢を取り続けると下肢の筋肉ポンプが働かなくなり、むくみが生じます。

過度な塩分摂取や飲酒

塩分は水分を吸収する性質を持っています。塩分を取り過ぎると、体中に巡るはずだった水分を排出しづらくなり、組織液間に染み出しやすくなります。アルコールはもむくみの原因となります。

症状がひどいときは気をつけて!むくみは病気のサインかも

下肢がむくんでいるが、表面から静脈瘤が見えない事があります。この場合、超音波検査で診断する事ができます。

腎臓、肝臓、心臓などの病気がむくみとなって表れるケースも少なくありません。腎臓の機能が低下し、腎臓病や腎不全がむくみとなってあらわれる場合や、心臓が血液を上手く巡らせられない、肝臓でたんぱく質の合成が十分にできないことが原因で、全身のむくみが発生する場合もあります。

むくみの効果的な対策法

運動不足で血液が停滞しているようであれば、ストレッチがおすすめです。足は特にむくみやすいので、膝を曲げ伸ばしたり、足首を回したりして軽く動かしてみましょう。デスクワークをしながら、かかとの上げ下げ運動をするのもよいアプローチです。なかなかよくならないようであれば、むくんだ部分をマッサージし、血液やリンパの流れをよくすることも試してみてください。

塩分を控えるのも、むくみ対策として有効です。どうしても我慢できない人は塩分をとる代わりに、バナナや納豆などカリウムを多く含む食事を意識してみてください。カリウムはナトリウムを尿に変えて体外に排出する働きが期待できるため、ナトリウムである塩分を摂取したぶん、カリウムでバランスをとる考え方です。ただし、腎臓に問題を抱えているときは、カリウムはあまりよくありませんので医師に相談しましょう。お酒を飲む量が多いという人は飲酒をしたあと、水分を十分に取るようにしてください。

男性に比べて筋肉量が少ない女性は、体の冷えによってむくみを悪化させがちです。体が冷えやすい人はウォーキングやランニング、ジムに通うなどが対策になります。屋外でのトレーニングが難しい場合は、部屋で筋力トレーニングをしたり、屋内運動器具を活用したりする方法でもかまいません。運動をして筋肉をつければ、血液の流れがよくなるだけでなく、筋肉によって冷えにくい体が作れるでしょう。

むくみ対策は「血流をよくすること」が大事

むくみはよくある症状ですが、病気のサインである可能性もあるため、油断はできません。全身のむくみがひどいようなときは病院で検査するようにしましょう。また、本記事で紹介した対策を行い、むくみの解消や予防を心がけるのも大切です。ポイントはさまざまですが、血流をよくすることがむくみ対策として最も有効な策といえるでしょう。

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